遅々とした歩みであっても、長年稽古を重ねてきて感じることがあります。
指導者は、入門してすぐのタイミングで、’合気’の技を得ることが出来る人と
出来ない人をある程度判別出来ているのではないでしょうか?
’合気’の技が出来る人と出来ない人を幾人も見てきましたが、
そこには傾向がある様に感じます。
未熟な私でも、それを感じるくらいですので、指導している人からすると、
おそらく、より鮮明なものが見えていると思います。
勿論人は変わることが出来ますので、それが絶対ではないと思いますが、
結構高い確率で当たる様に感じます。
’合気’の技を得ることが出来ると感じた人であっても、モチベーションを維持して
稽古を続けることが出来るかは分かりませんので、あくまで芽が出る可能性の有無と
いうことになりますが、確かにそれはあると思います。
では、’合気’の技を得ることが出来る人がどんな人かというと、
意固地でなく、フラットな考え方が出来、コミュニケーション能力があって、
素直に稽古に取り組むことが出来る人の様に私には見えます。
意固地だと指導者の言っていることを受け入れることが出来ませんし、
フラットな考え方が出来なければ、先入観無しに技を見ることが出来ません。
コミュニケーション能力が低ければ、指導者の言わんとすることの
意味を理解出来ず、素直に稽古に取り組むことが出来なければ、
’合気’の技を習得するのに遠回りな稽古をすることになります。
このあたりのことは、稽古中の態度で自ずと分かることですが、
それらの能力がないと’合気’の技の習得は難しいか、仮に技が出来る様になっても、
高いレベルには達することが出来ない様に感じます。
入門してすぐの段階で、芽が出る可能性の有無を判断出来る理由は、
上記4点が出来ない人というのは、入門後も道場に馴染むことがなく、
いつまでも変わらないことが多いからです。
私は、昔、師に素直に稽古に取り組む様に言われたことがあります。
その頃はその意味が分かりませんでしたが、ある時、自分が素直に稽古に
取り組むことが出来ていないことに気付き、確かにその通りだと思う様になりました。
私も後から理解した人間なので、大きな口はきけませんが、上記4点が
出来ているかどうかというのは、本当に大切なことで、それが出来ているかどうかで、
’合気’の技の習得の可能性が大きく変わると思います。
上記4点は、日頃の心掛けで変えることが出来るものでもありますので、
意識して稽古に励むことが大切です。
自分を変えることが出来ると信じ、上記4点が出来ているか自問自答しながら、
現在は稽古をしています。


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