合気の稽古で気を付けるべきこと〜正しく受けを取る〜

上達論

’合気’の技を稽古する際に気を付けるべきこととして、前回の記事で
真っ直ぐ立つことが大切であると書きました。

今回は、真っ直ぐに立つことの次に気をつけるべきことについて書きたいと思います。

これから書くことはこれまで稽古を重ねてきて辿り着いた現在の私の考えになります。
異論のある方もいらっしゃると思いますが、そういう方は未熟者が言っていることと
寛大な気持ちで読んでいただけると幸いです。

受身が取れることが前提になりますが、次に気を付けるべきことは、
正しく受けを取ることだと思います。

なぜなら、’合気’は正しく技を受けることにより、理解が進み、出来る様になるものだからです。

正しく受けを取ることが出来なければ、’合気’を理解することは出来ず、
習得することも出来ません。

私は本を読むことが好きなので、多くの武道関連の書籍を読んできました。
また気の向くままに多くの武道関連の動画も見てきました。

お陰で知識は随分増えましたが、結局のところ、それは’合気’を理解する
役には立たなかった様に思います。

書籍を読み、動画を見て、この技はこうなのではないかと色々と想像を膨らませましたが、
それは独り善がりな想像でしかありませんでした。

もしかすると、その想像は私の目を曇らせ、’合気’の理解を遅らせたのではないかとも感じます。

’合気’は身体を通して理解し、身に付けていく類のものですので、
あれこれ考えるよりは、一心に技を受けて、感じた技を稽古する方が良いと思います。

’合気’の技を掛けられた時の反応は、出やすい人と出にくい人がいます。

それは体質に因る部分もありますが、受けの取り方が影響している部分もあります。

’合気’が掛かりにくい体質の人がいることは確かですが、正しく受けを取っていれば、
表に現れる反応は小さくても、きちんと技は掛かります。

’合気’の誤った理解をしないためにも、まずは正しく受けを取るということが重要です。

正しく受けを取れないことにより、間違った’合気’の理解をしてしまい、
いつまでも技が出来ないという状況が発生します。

当たり前の話ですが、正しく受けを取るというのは、
相手(取り)と示し合わせて、’合気’の技が掛かってもいないのに
掛かっている演技をする様なヤラセをするということではありません。

正しい受けが何かを端的に説明すると、正しく相手を攻めるということです。
攻めてこない相手には、’合気’の技は掛かりません。

はじめからきちんと相手を攻めることが出来る人は稀ですので、
稽古を通して、相手を攻めるとはどういうことなのか、
正しい受けとはどういうものなのかを理解し、実践していくことが大切になります。

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