最近、つくづく感じることですが、世の中には達人と呼ばれる人たちが、
思っている以上に多いように感じます。
これは一昔前と違い、色々な情報が入りやすくなったために
達人になる人が増えたからなのでしょうか?
それとも、SNSなどにより、以前だと世に名を知られることのなかった
達人達が日の目を見ることが増えたからなのでしょうか?
達人の数が増えたのか、それとも実は変わっていないのか。
正確なところは分かりませんが、昔だと達人と呼ばれる人は
滅多にいない印象でしたが、現在ではかなりの人数がいるように思います。
そして、達人というと高齢というイメージがありましたが、
最近の達人は若い人が多いように感じます。
(勿論、昔から若くして頭角を現し、達人に至った人もいたと思います。)
40歳を過ぎたあたりで、世に知られる人が多い様に感じます。
仮に20歳から武道・武術を始めたとして、40歳だと20年程のキャリアということになるので、
20年稽古すると達人と呼ばれる域に足を踏み入れることが可能ということなのでしょうか?
そのあたりは人それぞれで、10年に満たない年月でその領域に達する人もいれば、
20年30年と掛かって、その領域に達する人もいますし、
達人と一言でいっても私には分からない様な実力の差というのもあると思います。
しかし、現在の状況から察するに20年という年数は一つの目安になるように感じます。
長年稽古してきましたが、私から見ると達人はまだまだ遠い存在です。
20年程でその域に達するというのは、素直に凄いことだと思います。


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